WordPressをインストールした直後に設定すべき内容まとめ

WordPressをインストールした直後に設定すべき内容まとめ

WordPressをインストールした直後、サイトを公開し、今後の更新をしやすくするために環境を整える必要があります。その際設定すべき内容をまとめてみました。

※WordPressのインストール方法の説明はありません。インストール直後の状態を前提としての記事です。

WordPressのサイト公開環境の調整

今回は下記の環境を前提としてのご説明です。

  • WordPressのバージョンは4.9.8をインストール
  • WordPress本体をhttps://○○○.com/wordpress/ディレクトリ以下にインストール済み

サイト公開URLの調整

まず、WordPressをお手軽インストールなどで導入した環境によっては、https://○○○.com/wordpress/などひとつ下の階層でサイト全体が公開されている可能性があるので、サイトが正しいURLで公開されているかを確認、調整します。

① 管理画面の「設定」>「一般」で各URLの確認

WordPress管理画面の左メニューより「一般設定」を確認します。

「設定」>「一般」の確認

「設定」>「一般」の確認

メイン画面の「WordPressアドレス(URL)」・「サイトアドレス(URL)」2つがそれぞれどのように設定されているかを確認します。

WordPress一般設定の確認

WordPress一般設定の確認

この2つが同じURLになっている場合、WordPressの本体と同じ場所にトップページが存在することになるので、URLの見栄えとしても、セキュリティ的にもあまり良くありません。

② WordPress本体と公開URLを分ける

公開URLをドメイン直下に設定する場合は、まず上記画像のように「サイトアドレス(URL)」をhttps://○○○.com に設定します(後ろの/スラッシュは不要)。

保存した後、今度はFTPに接続しWordPress本体ディレクトリにあるindex.phpをコピーし、ローカルで直接開きます。
※このとき、コピー元のindex.phpは削除せずそのまま残してください。

index.phpファイルを編集する

index.phpファイルを編集する

index.phpの下記部分を修正します。後ほどこのindex.phpは公開ディレクトリ直下にアップロードし直すので、アップ後のindex.phpからWordPress本体までのパスに修正します。


/** Loads the WordPress Environment and Template */
require( dirname( __FILE__ ) . '/wp-blog-header.php' );


/** Loads the WordPress Environment and Template */
require( dirname( __FILE__ ) . '/wordpress/wp-blog-header.php' );

ファイルを保存して、公開ディレクトリの直下にアップロードします。

index.phpを正しいディレクトリに再アップ

index.phpを正しいディレクトリに再アップ

ブラウザでトップページを確認し、新しいURL(https://○○○.com/)でトップページが表示されていれば完了です。
※このとき、トップページが表示されない場合は.htaccessが原因の可能性があるため、「設定」>「パーマリンク設定」の「変更を保存」ボタンを一度クリックして再度ブラウザで確認してみてください。

パーマリンクの設定

WordPressをインストールした直後は、各ページのURLが下記のようになっています。

個別記事ページ:https://○○○.com/?p=投稿ID
カテゴリページ:https://○○○.com/?cat=カテゴリID
固定ページ:https://○○○.com/?page_id=ページID

SEOを意識する場合、URLは可能な限り記事の内容に沿った英語表記にすることが有効とされています。(当記事のURLのような感じです。)

「設定」>「パーマリンク設定」

下部の「カスタム構造」にチェックを入れ、/%category%/%postname%/型、または/%category%/%postname%.htmlの型に変更します。

パーマリンクの設定

パーマリンクの設定

「変更を保存」して終了です。
この設定に変更することで、出力されるURLをhttps://○○○.com/カテゴリ名/投稿記事のスラッグ/などに変更することができます。

子テーマの作成

導入したテーマをそのままカスタマイズしていると、テーマのバージョンアップをした際カスタマイズしたはずの各テンプレートが初期化(上書き)されてしまいます。それを回避するためにテーマをカスタマイズする場合は必ず「子テーマ」の作成が必要です。

① 子テーマ用のテーマフォルダを新規作成する

[WordPress本体ディレクトリ]/wp-content/themes/ 内に、任意の名前で子テーマ用のフォルダを作成します。

② 子テーマ用のフォルダ内に、style.cssを作成する

同フォルダ内にstyle.cssファイルを新規作成し、ファイルに下記の内容を書き込みます。
※子テーマと認識される最低限の記述です

/*
Template:  [親テーマのフォルダ名]
Theme Name: [子テーマ任意の名前(日本語可)]
*/

③ functions.php内にスタイルシート読み込みコードを記述

親テーマのスタイルシートを継承させ、②で作った子テーマのスタイルシートを認識させるためのコードを子テーマのfunctions.phpに記述します(functions.phpファイルは新規作成)。

//子テーマCSSの読み込み
add_action( 'wp_enqueue_scripts', 'theme_enqueue_styles' );
function theme_enqueue_styles() {
    wp_enqueue_style( 'parent-style', get_template_directory_uri() . '/style.css' );
    wp_enqueue_style( 'child-style',
        get_stylesheet_directory_uri() . '/style.css',
        array('parent-style')
    );
}

④ 管理画面で子テーマを選択

管理画面の「外観」>「テーマ」に、作成した子テーマが表示されているので有効にします。

子テーマの選択

子テーマの選択

⑤ カスタマイズしたいファイルを親テーマからコピーする

以降は、カスタマイズしたいファイルを親テーマから子テーマフォルダへコピーし、必要な部分をカスタマイズしていきます。

※この際、間違えて親テーマのファイルを消してしまったり、書き換えたりするとテーマが崩れる可能性があるので注意してください。

functions.php に記述しておくと良いコード

① よく使うURLをショートコード化する

固定ページ中に画像やテキストリンクを表示する際、毎回ドメインを含んだフルパスを記述するのが面倒なことがあります。またサイト自体のドメインを大きく変更しないといけない場合は、すべての固定ページのURLを書き換える必要があります。

そのような状況を避けるため、使い回しができる表記にはショートコードを使用します。


//WordPress公開パス(ドメイン)のショートコード
function getURL($atts, $content = null){
	return esc_url(home_url());
}
add_shortcode("url","getURL");

//子テーマディレクトリまでのパスを表示するショートコード
function getStyleSheetDirectory($atts, $content = null){
	return get_stylesheet_directory_uri();
}
add_shortcode("stylesheet_directory","getStyleSheetDirectory");

上記をfunctions.php に追記しておくと、固定ページ内でたとえば
<a href="[url]">〜</a>と記述するとサイトURLが、
<img src="[stylesheet_directory]/〜/">と記述すると子テーマディレクトリまでのパスが自動的に挿入されるようになります。

② wp_head内に自動で出力される不要な記述を削除

デフォルトでwp_headアクションフックから自動で出力されるメタタグの中に、WordPressのバージョン情報やショートリンク、組み込みのjQueryなどセキュリティ的に表示しないほうが良いものや不要なコードが含まれています。

それらを削除するためには、下記のコードをfunctions.php に追記する必要があります。

// wp_headから不要なものを削除
remove_action('wp_head', 'wp_generator'); //WPのバージョン情報
remove_action('wp_head', 'rsd_link'); //RSDリンク
remove_action('wp_head', 'wlwmanifest_link'); //Windows Live Writerサポート
remove_action('wp_head', 'wp_shortlink_wp_head'); //短縮URL
remove_action('wp_head', 'rel_canonical'); //canonicalタグ

上記は特に不要だと思う一例です。他にどのような関数があるかはそれぞれ調べてみてください。
参考URL:wp_headの不要なコードを削除する方法をまとめました – satoyan419.com

まとめ

以上が、WordPressをインストールした直後に最低限必要(と思われる)設定でした。思ったよりやることが多いですが、設定することで後のメンテナンス性やセキュリティを高めたり、SEOのためになったりどれも重要なことです。

記事に間違いなどあればお気軽にご指摘ください。

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