エックスサーバーにEC-CUBE2.13系をインストール・公開する方法

エックスサーバーにEC-CUBE2.13系をインストール・公開する方法

エックスサーバーにEC-CUBE2.13系を手動でインストールする方法を解説していきます。途中の細かな設定や選択は省略しますが、おおよそこの流れで進めていただくと問題なくインストールすることができます。念のためエックスサーバー自体の初期設定からご説明していますが、その説明は不要!という方はこちらからご覧ください。

エックスサーバーの初期設定

EC-CUBEをインストールする前に、エックスサーバー内で設定が必要な箇所の説明です。

今回は下記の条件でインストールしています。

  • EC-CUBEのバージョンは2.13.5を使用
  • ドメイン適用前の「動作確認URL」環境での動作
  • テスト表示のためSSLは未導入

1.ドメイン設定

サーバーコントロールパネルを開き、画面から「ドメイン設定」を選択します。

1.ドメイン設定

1.ドメイン設定

適用する予定のドメイン名を入力します。

ドメイン設定の追加

ドメイン設定の追加

※「無料独自SSLを利用する(推奨)」・「Xアクセラレータ」を有効にする を必要に応じてチェックしてください(通常はチェックを入れておけばOKです)

» Xアクセラレータについての説明はこちら

SSLを未導入の場合は、セキュリティの観点・GoogleChromeの警告・クレジット決済などのセキュリティを必要とする外部システムの導入などに支障をきたす場合があるので、ネットショップに限らず通常のサイトも今後は必要になります。必ず設定してください。

» 関連ページ:Google Chrome68より、全httpサイトに警告が出るようになる

2.動作確認URLの設定

メインメニュー内「動作確認URL」を選択します。

2.動作確認URLの設定

2.動作確認URLの設定

動作確認URLを発行するドメインを選択します。
設定後、動作確認URLが適用されるまで1時間ほど待つ必要があります。

動作確認URLを発行するドメインを選択

動作確認URLを発行するドメインを選択

1時間後、ブラウザより動作確認URLにアクセスして初期ページが表示されればOKです。

3.FTPの設定

メインメニューから「FTPアカウント設定」を選択します。

3.FTPの設定

3.FTPの設定

ファイルをアップロードするためにFTPアカウントの設定をします。

FTPアカウントの設定

FTPアカウントの設定

※「接続先ディレクトリ」は必ずドメイン名を入力して下さい。
※「FTP容量」を0にすると容量無制限になります。

4.MySQLの設定

メインメニューから「MySQL設定」を選択します。

4.MySQLの設定

4.MySQLの設定

MySQLの設定は、右のタブから順番に「MySQLユーザ追加」->「MySQL追加」->「MySQL一覧」でアクセス権所有ユーザーに追加と設定していくと分かりやすいです。

MySQL設定順

MySQL設定順

なお、ここで設定した

  • データベース名
  • DBユーザー名
  • パスワード
  • ホスト名(MySQL設定の下部にある、mysql○○○○.xserver.jpです)

の4つはEC-CUBEインストール時に入力が必要になるので、まとめてメモをしておくと楽です。

5.PHPバージョン切り替え(php5.6へ)

EC-CUBE2.13系はシステム要件としてPHP5.2以降が必要ですが、逆にPHP7以降の環境では動作しないので、サーバーで使用するPHPのバージョンを切り替える必要があります。

※どうしてもPHP7の環境が必要な場合は、PHP7の環境に対応したEC-CUBE2.17.0αがリリースされているので、そちらをインストールしてください。

» EC-CUBE2.17.0αのダウンロードはこちらから

PHPのバージョン切り替えは下記のメニューから設定します。

5.PHPバージョン切り替え(php5.6へ)

5.PHPバージョン切り替え(php5.6へ)

エックスサーバー内で選択肢として表示されている、PHP5系の最終バージョンを選択します(PHP5.6.36)

PHP5.6への切り替え

PHP5.6への切り替え

EC-CUBE2.13のインストール

6.EC-CUBE2系のダウンロード

下記リンクからEC-CUBE2系の本体をダウンロードします。
※ダウンロードにはEC-CUBEメンバー登録(無料)が必要です。
※EC-CUBE 3系と間違えないようにご注意ください。

» EC-CUBE2系の本体ダウンロードはこちらから

ダウンロード可能なバージョンが表示されるので、「Version 2.13.5(zip)」を選択します。

EC-CUBE2.13.5本体のダウンロード

EC-CUBE2.13.5本体のダウンロード

7.各ファイルをサーバーにアップロード

ダウンロードした本体ファイルを解凍すると、以下のようなファイル構成になっています。
基本的に必要なフォルダは「data」「html」の2つのみです。

解凍直後のファイル構成

解凍直後のファイル構成

7-1.dataフォルダのアップロード(public_htmlより上の階層に)

セキュリティを考慮して、EC-CUBEのコアとなるdataフォルダは公開ディレクトリ(public_html)より上の階層にアップロードすることが推奨されています。

dataフォルダのアップロード

dataフォルダのアップロード

7-2.htmlフォルダ内のファイルを public_html内にアップロード

htmlフォルダをそのままアップロードしてしまうとトップページがhttps://○○.com/html/になってしまうので、htmlフォルダの中身をすべて選択し、公開ディレクトリのトップ(public_html直下)にアップロードします。

htmlフォルダ内のファイルをアップロード

htmlフォルダ内のファイルをアップロード

8.EC-CUBEのインストール

2.動作確認URLの設定 で生成したURLにブラウザからアクセスします。

このとき、画像のようなInternal Server 500エラーが出た場合はpublic_html 直下の.htaccessを削除(またはコメントアウト)してください。

URLアクセス時に表示される500エラー

URLアクセス時に表示される500エラー

8-1.基本設定・データベースの設定

画面の案内に従い、順番に情報を入力します。

基本情報の設定

基本情報の設定

①は管理画面のログインURLになります。外部からアクセスされる可能性が低い名前が良いです。
②はSSLを導入している場合、URL(セキュア)にhttps://のURLを入力してください。

続けて4.MySQLの設定 で設定したデータベースの情報を入力します。

データベースの設定

データベースの設定

※データベース情報の入力後、「次へ進む」で以下のエラーが発生する場合

EC-CUBEインストール中のDBエラー

EC-CUBEインストール中のDBエラー

/data/class/db/dbfactory/SC_DB_DBFactory_MYSQL.phpの363行目を直接編集します。

$objQuery->exec('SET SESSION storage_engine = InnoDB');

$objQuery->exec('SET SESSION default_storage_engine = InnoDB');

に修正して保存、再度ブラウザにアクセスしてDB情報を入力してください。

» 参考サイト:EC-CUBE 2系のインストールでmysqlのエラーが出た – Qiita

最後の画面の「データベースの初期化処理を行わない」は、特殊な状況でない限りチェックを入れないでください。

8-2.ログインできればOK

EC-CUBE2のログイン画面

EC-CUBE2のログイン画面

お疲れ様でした!

画面上部にある通り、/install/index.phpのファイルを削除すると警告は表示されなくなります。

まとめ

EC-CUBEは2018年9月25日に、新バージョンEC-CUBE 4.0 RC(リリース候補版)が公開されています。正直なところ個人的にはEC-CUBE3が使いづらく、まだまだ2系も現役で導入されていることから備忘録として残しました。EC-CUBE4系はカスタマイズしやすいパッケージになっていることを期待しています。

» EC-CUBE4.0のサイトはこちら

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